結節とは・・・中心結節・切歯結節・カラベリー結節
[2022.07.06]
結節、あまり聞き慣れない
言葉だと思います。
結節とは、歯のこぶ(突起)、のようなもので、
普通の歯の形より複雑な場合、そう呼びます。
この突起に沿って、神経が飛び出ている場合は要注意です。
(神経の形はレントゲンでもわかりにくいことがあります)
こぶのつなぎ目に汚れがたまりすぎると、
むし歯になってしまうので、
歯磨きが大切になります。
よくできる場所は、
上の前歯の裏・・・切歯結節(写真の黄色い矢印)
(注意すべき年齢:前歯が生える1歳前後から)
上の奥歯の裏・・・カラベリー結節
(注意すべき年齢:乳歯の一番奥が生える3歳前後、
初めての永久歯の奥歯が生える7歳前後)
上下 小臼歯の咬むところ・・・中心結節といいます。
(注意すべき年齢:10歳以降)
(歯の生えてくる年齢には個人差があります)
『この歯の形、なんかおかしい!?』
『中心結節、あるか心配!』
など、気になる場合は、ぜひこどもの歯科にご相談ください☆彡
【今回の写真は、『歯科医師国家試験第105回D26問題 口腔内写真』からお借りしました。】