こどもの矯正治療はどんな種類があるの?
こども(主に小学生まで)の矯正治療の種類は、大きく分けて2つあります。
①取り外しができる装置
②取り外しができない装置(ブラケット装置)
こどもの矯正治療の装置は、①の取り外しができる装置がメインになります。
②のブラケット装置については、永久歯がすべて(12歳臼歯まで)生えそろった後に
使用することが多いため、またの機会に説明することにしますね。
(矯正のやり方によっては、早くから前歯だけ②のブラケット装置をつける場合もあります)
(厳密には、こどもの矯正装置の中にも、取り外しができない装置もありますが、
一般の方にもわかりやすいようにするため、ここでは割愛します。。。)
①取り外しができる装置の中には
(A)オーダーメイドの針金装置
(B)マウスピース
詳しく説明しましょう。
(A)オーダーメイドの針金装置
矯正治療の1期治療で主に使用する装置です。
床(ピンクのプラスチックの部分のこと)装置、であることが多いです。
ピンクの部分に針金がのびて歯を押したり、
ピンクの中にねじが入っていたりして、歯を広げたりします。
オーダーメイド、つまり自分の歯茎や歯にピッタリ合った装置になります。
そういった意味で違和感はありませんが、
ねじを広げたり、ばねに力を加えたりするときに、歯に力がかかるため、
違和感や痛くなることはあります。
(B)マウスピース
筋機能矯正装置、ともいいます。
歯は、筋肉(くちびる、と、舌)に囲まれています。
筋肉はすごい力を持っているため、歯はその力にとても影響を受けてしまいます。
筋肉のバランスが悪いと、歯並びに大きく影響してしまうわけです。
マウスピースは、筋肉の力を排除して、歯をバランスのいい場所に導いていく装置です。
入れる時間は、寝ている間と、夕方2時間。
たくさん入れれば入れるほど、効果が出てきます!!
矯正装置は、それぞれ歯科医師の診断の元、決定されます。
「マウスピースやりたいです!」というお友達でも、
マウスピース適応でない場合もあるのです、、、ご注意ください。
気になる方は、こどもの歯科まで気軽にお問い合わせください。