咬み合わせ、歯並びどっちも大事です!
マスク生活が長引く昨今、
マスクの下で、お友達に気づかれないように
矯正してしまおう!ということでしょうか、、、
矯正相談のお友達が増えています。
『歯並びを治したいです』
『咬み合わせが気になります』
等、様々な相談の方がいらっしゃいますが、
歯並びに比べ、咬み合わせの悪さを気にする人は少ないようです。
(わかりにくいですよね、、、?!)
矯正は、咬み合わせ、歯並びの両方を治していくものです。
歯の並びがきれいでも、上と下の歯がきれいに当たっていなければ、
(たとえば、咬み合わせが悪い、開咬)
いい歯並びとは言えないのです。
歯並びが良い、とは
歯1本1本がガタガタではなく、
歯全体がなめらかな線を描くようにUの字を描いています。
これはなんとなくわかりやすいですよね(^_-)-☆
しかし、咬み合わせが悪い、と言っても、
見た目ではよくわからない、、という人に、
ポイントをご紹介します。
「実は咬み合わせ悪かった」気づくポイント
咬み合わせが悪い場合、以下のポイント☟を満たしていない場合です。
1.〈前後のバランス〉上の歯が下の歯より1~2ミリ外側に並んでいるか
2.〈左右のバランス〉上下の前歯の真ん中が一致しているか
3.〈歯並びの状態〉歯が横の歯と重ならずに並んでいるか、永久歯の歯と歯の間にすき間が空いていないか
4.〈鼻呼吸ができているか〉力を入れなくても自然に唇を閉じることができるか、口呼吸が習慣になっていないか
5.〈口角の位置〉口を閉じた時、左右の口角の高さが同じになっているか
舌でいつも上の前歯を押していたり、
逆に下の前歯を押すクセがあったり、
指しゃぶり、
ツメを噛む、
ペンやものをかじる、
唇を噛む、
下の顎を突き出すというような無意識のクセがある人は、
前後の咬み合わせのバランスが悪くなりやすいです。
うつ伏せで顔を片方に常に向けて寝ている人、
食事の時に左右どちらか一方に偏って噛む人、
テレビの方ばかり向いて食べている人、
頬杖をつくクセのある人、
口を開けて音を立てて食べ物を噛んでいる人も
咬み合わせの左右のバランスが崩れやすくなります。
ちなみに、
一般矯正治療は(当院では矯正認定医が担当)、
第1期で咬み合わせを治して、
第2期で歯並びを治していくのが一般的です。
(症例によっては第1期で歯並びを治すこともあります)
マウスピース矯正では
(当院では小児歯科医が担当、インビザラインを除く)
咬み合わせと歯並びの両方を同時に治していきます。
しかし、マウスピース治療はあくまで、第一期治療のようなもので、
細かい矯正は、できません!!!
(真ん中を合わせたり、1本の歯だけを治したり)
矯正もマウスピース治療も、
第一期で治ればラッキー♬くらいに考えていただいたほうがいいと思います。
うちの子のかみ合わせどうだろう?
とご心配な方は、ぜひこどもの歯科へ☆彡