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歯の抜け方も様々です。

[2020.12.08]

乳歯は20本、

だいたい小学生のうちにすべて抜け変わります。

 

最近の子ども達は、

生え変わりのスタートが早い子も多く、

4歳後半で下の前歯が揺れてきたー

なんて女の子もいます。

(赤ちゃんの時、

初めて生えた乳歯がすごく早かった!(生後4か月とか)

なんてお子さんは、抜け変わりが早い人が多いです。)

 

抜けた歯も、人によってさまざまで、

形も色も違ったりします。

 

ながーい歯(たくさん根っこが残っている)のまま抜ける場合もあるし、

ピンク色(中がすかすかで歯ぐきの色が見えている)の歯もあります。

 

 

歯が抜けたときに心配になって

歯科医院を受診してくる人がいます。

 

『歯が抜けたんですけど、抜けた歯がなんか変で、、』

『歯の抜けた後の歯ぐきが白いんですけど、ちゃんと抜けてますか?』

『歯が抜けた後の歯ぐきが腫れてる気がするんですけど、、』

 

乳歯が抜けるときは、

永久歯が育っているため、なことが多いです。

永久歯が育って大きくなってくると、

乳歯を刺激して、乳歯の根っこが溶けてきます。

つまり、乳歯の残り具合(とけ具合)は、

抜けるまで誰にもわからないのです。

(イラストの1.2.3.は永久歯、A.B.Cは乳歯のことです)

 

乳歯の形を見て、全部きれいに抜けたかどうかは、

実は私たち小児歯科医にもわかりません。

 

たとえ、乳歯のかけらが少し残っていたとしても、

もういらないものと体は判断し、体の外に排出されることが多いです。

なので、あまり気にしないでも大丈夫(^_-)-☆

 

ちなみに、抜け変わった後の歯並びが心配!

という方が多いと思いますが、

永久歯が少しのびてくるまでは少し様子をみてください。

歯は、歯ぐきからただもぐらのように地上に顔を出しただけで、

それから、舌に押されたり、頬に押されたりして

動いていきます。

 

気になる事がある場合は、こどもの歯科まで

ご相談ください。

 

 

 

 

 

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