歯が抜けてしまったときは?歯根膜ってなに??
季節の変わり目、気温の上昇により、小児科では、手足口病、溶連菌、水疱瘡、、、いろいろな感染症が増えてきているようです((+_+))
みなさん、体調にはくれぐれも注意しましょうね!!
今回は、歯が抜けたときの歯の保存液、ティースキーパーネオのご紹介です。
今では、小学校の保健室においてあるところも多いです。お世話になった方もいるかもしれません。
ケガをして歯自体がぽろっと丸ごと抜けてしまったとき、その歯を元の場所に戻すときにとっても大切になるのが、『歯根膜』。

実は、この歯根膜、普段からとってもお世話になっているんです!!!
食べ物を食べたとき、咬みしめたとき、その刺激をあごに伝えるのが、歯根膜なんです!
歯が直接骨(歯槽骨)についているわけではなく、この歯根膜を介しています。
つまり緩衝材なんです。

そのため、けがをして歯が抜けてしまったとき、歯根膜が残っていると治りやすいといわれています。
その歯根膜を保存するのに適しているのが、この『ティースキーパーネオ』なんです。
この保存液につけると、歯根膜は24時間保存可能といわれています。(ただしけがをした本人の口の中の状態により、24時間経過してしまったら元に戻すのが難しい可能性もあります)
歯の保存液がない場合は、以下につけるとよいといわれています。
- 牛乳(低脂肪牛乳ではないもの、アレルギーがないことが前提)
- 生理食塩水(薬局で売っています)
- 本人、もしくは保護者の口の中(歯とほっぺのあいだ:つまり唾液)
(小さいお子さんは飲み込むと危ないので、保護者の方にしましょう!)
あと、歯が抜けてしまったときは、歯の頭側(いつも見ている側、根っこ側ではなく)を手で触るようにしてくださいね。
こどもの歯科では、けがをしてしまったお友達に、誠心誠意対応させていただきます。(当院は予約制です)まずはお電話ください。受信可能な時間をご案内させていただきます。


