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こどもがむし歯になる原因とは?

[2019.11.08]

何をいまさら、、、と思いがちですが、

実は日常生活でやってしまっていることが多々あります。

 

というわけで、むし歯の原因について、今一度おさらいしてみましょう♬

 

まずむし歯は感染症、という認識が大切です。

赤ちゃんは全くの無菌で産まれてきます。

その後、成長するにつれて口の中にバイ菌が住み着くようになります。

何かのバイ菌は必ず、住み着きます。

そのばい菌の種類や数が、むし歯や歯周病のバイ菌でなければよいのです。

 

感染の窓という時期があります。

だいたい1歳半~2歳半、これは乳歯の奥歯が新しく生えてくる時期

ということです。

この時期に、甘いものを多く与えてしまうと、

主に養育者からムシバイ菌が、この奥歯に住み着くようになります。

ここでポイントがあります。

ムシバイ菌は、食べ物にくっついてくるわけではなく、養育者から感染します。

養育者、つまり、お母さんやお父さんの口の中に

むしばい菌が少なければ

こどものムシバイ菌は少ないまま、の可能性もあるわけです

 

 

そこで、こどもをむし歯にしないためのポイントを。

①大人とスプーンを共有しないで。

大人の口にいれたスプーンや箸を、こどもに使うと、

ムシバイ菌が感染する可能性が高くなります。

(一度したから、即感染、というわけではありません。

風邪などと一緒で、菌が多くなると感染、になります。)

②甘い食べ物は少なく。

甘いものをゼロにする、というのは不可能です。

料理を作る際の調味料に、砂糖は少なからず含まれているのですから。

おやつは甘いものでなくてはいけないわけではありません。

おにぎりでもよし。

甘いものがいい、というのであれば、天然の甘みのあるもの、

これからの季節、焼き芋とかでもいいですね。

あと、お菓子を覚えてしまった子には、

キシリトール100%の全くむし歯にならないものをあげるのもいいと思います。

(ただし、キシリトールは体質的に食べ過ぎると下痢をしてしまうこともあります。

注意してあげるようにしてください。)

③だらだら食べはしません。

ごはんやおやつは時間を決めて与えましょう。

その決めた時間以外にもジュースやあめを口の中にいれてしまうと、

口の中の唾液の作用が働かなくなり、

常にむし歯になりやすい状態となってしまいます。

決めた時間以外は、麦茶にしましょう。

(牛乳も、ごはんやおやつの時間にあげるようにしてください)

④仕上げ磨きを必ず。

食後は歯磨きをしましょう。

1人で歯磨きができない子はもちろんのこと、1人で出来るようになっても、

特に6歳臼歯(抜けないで生えてくる永久歯)が生えてくる5歳くらいからは、

特に仕上げ磨きが大切です。

⑤定期検診を受けましょう。

そうはいっても、毎日のこと。

仕上げを少しさぼったり、

甘いものが増える時期もあると思います。

 

手遅れ(あ!歯に穴!?痛い?)になる前に、

ご家族全員で検診を受けておきましょう。

 こどもの歯科では、横に並んで親子で検診ができますよ♪♪♪

 

 

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